Line Arrayを越えたもの

From left to right: 1-zone, band-zoned and multi-cellular MLA system

MLAはツアーリングに適した形状と連結機構を持っているという点で、ラインアレイに良く似た外観をしていますが、初期のラインアレイが目指していた同位相で平坦な水平初期波面といった考え方とは完全には一致しません。

初期のラインアレイシステムは同じ音声信号で全てのキャビネットをドライブする、1ゾーンシステムでした。これが最近では客席の距離の差に準じてゾーンを3〜4つに分け、高域の距離減衰を補正するようになっています。 しかしこうしたシンプルなゾーニング手法では、大きな会場でエンジニアが求める音質バランスや音圧バランスを実現するには未だ不十分です。

一方、MLAは24本であれば72個の個別の高域を持ち、個別のEQとレベルコントロールを客席に応じて行なうことができます。これにより理論上、3ゾーンに分けたアレイに比較して24倍の制御性能を得ることができるといえます。

Top: Native array coverage
Bottom: Coverage extended electronically

また遠隔制御ができるシステムとして、多数の個別操作できる素子「セル」をソフトウェアコントロールできるため、MLAの垂直方向のカバレージパターンはリアルタイムに変わる環境的要素や、本番寸前の吊り高変更などにも対応することができます。カバレージエリアを当初の予定より近くで終わらせることも、より遠くへ伸ばすことも、条件に合わせてソフトウェアで電気的に変更可能です。


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