インテリジェントオプティマイゼーション

Existing design tools

これまでは、ほぼすべてのアレイデザインツールではどのようにしたら利用可能なボックスから望まれるパフォーマンスを得ることができるかということに対して正しく答えを出せませんでした。特定のアレイコンフィグレーションの結果をのみ表示するにすぎず、ユーザーが決めたアレイのスプレイ角度、吊り高、ボックスゲイン、ボックスEQによって、その結果を検察するというものになっています。仮にそれらがうまくなかった場合、限られた時間内でユーザーは何度も何度もシミュレーション作業を行わなければなりませんでした。

我々の革新的なソフトウェアはこの法則に対して、真逆の手法を提案します。ユーザーは初めに「どういった状態を聴きたいか」からスタートします。すると逆にソフトウェアが望む結果を達成するための必要なアレイ位置、角度、個々のエレメントEQを教えてくれるというものです。

Virtual microphone positions

会場断面の「Slice」内では、小さな赤点それぞれがバーチャルマイクポジションとして点在します。ここでは壁や屋根よりも、オーディエンスエリアへより多くのマイク配置をしています

Frequency response overlays

ここでは任意に決められたオーディエンスエリア内において、アレイからの周波数特性を正確に予測することが可能です。しかしながら、特性は重なって表示されるため各マイク位置それぞれの状況が見にくく、時にわかりづらいことがあります。

IndexPlot

このかわりに我々の手法では、2Dグラフを使わずに全周波数特性を平面へ描写していくということになります。これがIndex Plotと呼ばれる表示方法です。(一つの画面上で会場内の全周波数特性を視認できるというもの) 横軸に周波数、縦軸にマイク位置を表す番号を示します。

アレイをコンピューターによって最適化するために、距離によるSPL偏差(SPL profileと呼ぶ)や、オーディエンスエリア外の音漏(leakage)といった要素を数字で与える必要があります。サウンドエンジニアは、アレイ全体のパフォーマンスを最適化するためにそれぞれの項目の重要性をも定めることができます。このように高次元でのコントロールを行うことでエンジニアは信頼性のおけないスプレイ角度やユニットEQといった不要の試行錯誤を避けることができるようになります。

SPL profile within a tight 4dB window

典型的なSPL profileの設定値ではカバーエリアスタート地点で+2dB、ストップ地点で-2dBというものです。Index Plot表示内ではIndexポディションが遠ざかるに従って、緩やかなレベル減衰を確認することができます。オーディエンス内の特性描写では、エリア内すべてのIndexが4dB範囲内にフィットしていることが見て取れます。

AES論文「Improved Methods for Controlling Touring Loudspeaker Arrays」はこちらよりダウンロード可能です。(英文)

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