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04-APR-2017

Prolight & Soundで発表されたマーチン社の新製品ラインナップ

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先日ドイツ、フランクフルトで行われた世界最大級の音響機器の展示会、プロライト & サウンドにおいて、マーチンオーディオ社は、待望の新製品を10機種発表しました。シリーズごとに以下にご紹介いたします。

■WPS(ウェーブフロント・プレシジョン・シリーズ)
まず初めにご紹介するのは、ウェーブフロント・プレシジョン・シリーズ(以下WPS)です。これは、新世代の多目的ラインアレイスピーカーでマーチン社の伝統のサウンドを踏襲しつつ、均一なカバーレッジと、より広帯域での指向性制御機能により、ツアーリングのみならず固定設備にも対応可能、更にコスト面でも魅力的な製品です。

シリーズには10インチのLowドライバーが2つ搭載されたWPCシステムと6.5インチのLowドライバーが2つのWPMシステムの2種類の製品群からなり、以下でもご紹介する新製品の専用パワーアンプ、iKON(アイコン)シリーズとMLA等でお馴染みのDISPLAYソフトウェアでオプティマイゼーション(最適化)を行います。
パラレル接続で通常のラインアレイとして使用するだけでなく、キャビネット個別に接続すればより精度の高いオプティマイズが可能となります。興味深いのは4パラでも、3パラでも、2パラでも、単独でも、そのそれぞれにオプティマイズの選択肢が得られるということです。

拡張性の高さを重要視したこのWPSラインアレイシステムは、専用に開発されたアンプを使うことで、多用途に使えるアップグレードが可能なシステムでありながら、魅力的な価格を実現させています。
社長を務めるドム・ハーター氏に次のように詳細を語っています。

「現在のラインアレイマーケットにおいて、弊社のMLAシリーズのオプティマイゼイションされたアレイ技術は確固たるポジションにあり、ユーザーの方には、ハードアボイド(特定のエリアに対して30dB程に音を抑えることが可能)機能と、特許取得済みの複数のターゲットに対してオプティマイゼイションができること、例えば帯域ごとの調整や、SPLのバランス、音漏れなどへの対策がとれるなど様々な特徴を提供しており、どれも他の競合製品にはできていません。MLAシリーズは定番のシステムとして継続しますが、WPSを必要としているユーザーの方たちに、その柔軟な対応や拡張できる多彩なアプローチ、或いはカバーレッジの制御などができることを紹介したいと考えています。」

「WPSのシステムは非常にシンプルで、スピーカーを組み上げ専用アンプに繋ぐだけ、これでよりクオリティの高い結果を導き出し自在なカバーレッジコントロールも可能になります。」
「つまり、ベーシックなレベルにおけるこのサウンドシステムは、お金をかけなくても基本的にこれまでのラインアレイよりも良くさらに投資できるユーザーはMLAシステムの様々な恩恵をも享受できるのです。現状では、他の製品の場合はユーザーに向けて、ラインアレイのオプティマイゼイションのために、とても高額なものを決まった数だけ購入することを強いる傾向にありますが、WPSでユーザーが必要なのは、カバーレッジコントロールの範囲を決めて、それにそれぞれが必要な数のiKONアンプを用意することだけです。」
「このシリーズは業界のルールブックを根本的に変え、オプティマイゼイションされたアレイスピーカー技術においてマーチンオーディオ社がリーダーシップを握ることを再確認させることになるでしょう。」

尚、WPSの発表と併せてこのシリーズで利用可能なサブウーファーとして18インチシングルのSX118と18インチダブルのSX218の発売も発表されました。

■XEシリーズ(エックスイー・ステージモニターシリーズ)
次にご紹介するのはXEシリーズで、これはエンジニア達の革新的な技術によって生み出された高出力のステージモニターです。音響業界のトップモニターエンジニア達と協議しながら洗練していった結果、目立ちにくい外観に、非常に特徴的で既に同社が特許取得済みの同軸非対称拡散(CDDスピーカーで培われたもの)技術と、特許申請中の3つ目のウェーブガイドを用いたもので、機種名はそれぞれXE300(LF: 12” x1) とXE500(LF: 15” x1)です。このモニターは、指定されたカバーレッジの範囲においてパーフェクトなモニターサウンドを提供するために設計されたもので、アーティストはステージ上を自由に動けるようになり、モニタースピーカー同士の音かぶりも大幅に軽減されるようになりました。

このXEモニタースピーカーシリーズは、完全なシステム販売で、同じく新しく開発・発売されたiKONシリーズのアンプ(iK42)とセットで使うように設計されています。これさえあれば、世界中どこのライブ会場でも、モニターの最大限のキャパシティであっても、ステージ上のアーティストとFOHのエンジニアの両者は同じようにハイレベルなパフォーマンスが聴こえていることに自信をもてるでしょう。
マーチンオーディオ社で研究&開発部門の責任者を務めるジェイソン・ベアード氏のコメントです。

「ステージモニターの世界は、もう何年も長いこと停滞していて、現存のモニターの技術は一昔前の方法論に基づいています。私たちのXEモニターシリーズはそんな市場を変えるのです、具体的には、高パフォーマンスのCDDドライバーと、輪郭に合わせて型取りをした新しい定位・ウェーブガイドを用いることで、ハイのホーンサイズを広げ、幅広い帯域におけるパターンコントロールを実現し、カバーレッジエリア外へのかぶりを防ぎます。この湾曲した3番目のウェーブガイドが外側への音の広がりを抑え、HFの制御可能周波数の下限を下げているのです。指向性制御が格段に改善しています。すごく近づいたとしても、遠く離れたとしてもそんなにかわりません。アーティストとエンジニアの両方にとってフレキシビリティが非常に高まりました。更にXE500は143dBという驚くべき数値をマークし、プレミアレベルのモニタースピーカーの決定的な製品といえるでしょう。」

■LEシリーズ(エルイー・ステージモニターシリーズ)
最後に登場するのは全く新しいLEステージモニターです。XEシリーズはステージモニターとしてパフォーマンスの高い完璧なシリーズですが、最新のLEシリーズはこの革新技術を日常のステージモニターにも用いられるという点で、コストの面からみても、非常に優秀なパフォーマンスとカバーレッジのコントロールがあります。これまでとは異なる、本来の意味での業務用ステージモニターと言えるでしょう。

新しい製品はLE100とLE200があり、どちらも幅広い利用者層や利用環境を想定してデザインされました。新進気鋭のバンドから、地域のスタジオ、企業や自治体によるイベントでの音響設備として、またホールや講堂の固定設備にも適しています。
非常にコンパクトなキャビネットにCDD-LIVEシリーズと同様のCDDドライバーを備えたこのモニターは、これまでの定番のモニターと比較すると、サウンドは明瞭に、カバーレッジはしっかり制御され、パフォーマーは、より自由度が高く動けるようになりました。一般的な「ホットスポット」の代わりに、新しいLEシリーズではニアフィールドより長方形のカバーレッジパターンで人の頭の高さのリスニングポイントをカバーし、モニターの近くでは水平方向に広いカバーレッジがあり、距離が遠ざかるにつれて段階的に狭まることで、一定のSPLと音色のバランスを保っています。 マーケティング部の部長であるジェイムス・キング氏の言葉です。

「プロフェッショナル仕様なのに、手の届く価格帯、最新のLEシリーズは、素晴らしいサウンド、最適化されたカバーレッジと最新のモニター技術をあなたの足元にお届けします。」

全ての新製品の発表を終えて、社長のドム・ハーター氏による結びの挨拶です。

「今回の私どもの強力な新製品たちはユーザーの方々にとって、革新的で有益なことでしょう。ほかのメーカーの中には、開発を怠っていたり、収益をあげるためだけに囚われているだけのものが多い中で、私たちはマーケットを牽引できるこんなにも素晴らしい製品を提供することができて非常に光栄です。」


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