CDD/CDD-WR

CDD12-WR

コンパクト同軸非対称拡散スピーカーシステム-屋外仕様

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CDD12-WRは防滴製の超小型2WAYパッシブラウドスピーカーシステムです。環境の変化の懸念がある屋外のアプリケーションで、軒下など遮蔽物があり、直接むき出しではないような環境にも使用できます。ハイスペックな12インチ(300mm) の低域軸上に1インチ(25mm) 高域ツイーターが搭載された同軸非対称拡散特性ドライバーを使用しており、ある程度離れた位置の観客にも完璧な音を届けることを可能にしました。亜鉛メッキされた軟鋼にパウダーコートされた耐水性能と防塵性能をもったグリルが装備され、-20°C から +70°Cの温度環境下で使用できます。またIP54に合致する環境テスト済です。

特徴

  • 超小型CDD™パッシブ2WAYシステム
  • 同軸非対称拡散テクノロジー
  • エレガントなABS樹脂エンクロージャー
  • 直接雨などにさらされることのない環境下での屋外使用可
  • -20°C から +70°Cの温度環境下で使用可能
  • IP54に合致する環境テスト済
  • 回転可能な同軸ドライバーユニット
  • 縦向き、横向きに設置可能な金具をご用意
  • はめ込み式耐水、耐塵グリル
  • ノミナルインピーダンス8Ω
  • 目立ちにくい耐水取り付け金具
  • 標準色:黒、白

アプリケーション

  • 屋外のレストラン
  • バー
  • ホテル
  • 屋外スタジアム
  • 交通機関
  • コンコース
  • テーマパーク

同軸非対称拡散特性テクノロジーは、スピーカーから遠方は狭く、近場はより広い拡散パターンを持ち合わせており、従来の固定指向性を持ったシステムよりも一貫性のあるカバレージを持ち、観客全体に均一に音を届けることを可能にしました。音源出口の異なるバイアキシャルスピーカーの場合、低域と高域セクションの出力が互いに干渉することで、クロスオーバー領域の不均一な周波数特性に悩まされていました。しかし、CDDは低域・高域セクションを点音源にすることで課題を解消しています。

また、従来の同軸製品では、高域成分は周波数が高くなるにつれ指向特性が狭くなってしまいましたが、CDDシリーズは革新的なコーン形状のウェーブガイドを組込むことで、非常に高い周波数帯域までの拡散パターンを維持することができるようになりました。

低域ドライバーは2.5インチ(65mm)ボイスコイルとひずみを最小限に抑えるためのアルミのディモジュレーティングリングを付けることによって、効率的な働きをしています。高域ドライバーには1.75インチ(44mm)ポリイミドダイアグラムを装備し、低コンプレッションのフェーズプラグを使用することでリニアリティを改善しています。

CDDシリーズのエンクロージャーは見た目にも使いやすさにもこだわりました。簡単に着脱できるスピーカーグリルを使用することで、自在にコアキシャルドライバーを回転できます。そのため、縦横どちらにも設置が可能です。フォルム全体が丸みを帯びたデザインなので、オプションのブラケットで壁に取り付けたり、アイボルトやヨーク金具を用いて壁や天井にぴったりと取り付けたりすることができます。スピーカーには耐天候性の設置オプションとステンレス製の吊りポイントが用意されています。

標準でブラック(RAL9005)とホワイト(RAL9016)のご用意があります。CDDシリーズのハイボックスは、フルレンジの2WAYパッシブシステムですが、特別な外部コントローラーは必要ありません。しかしながら、EQ機能やリミッター機能を搭載したMartin Audio DX0.5、DX4.0やMAシリーズのiKONアンプとの組合せをおすすめします。

Available in this Series