DD6のDD(非対称拡散)テクノロジーは、広い指向角と中距離の拡声を均一にカバレージする必要性に対しての革新的なソリューションです。Martin Audio独自のBEM(バウンダリー・エレメント・メソッド)ツールを使用したデザインで、近距離向けに水平指向角120°、遠方に向け徐々に90°へと狭くなっていきます。ホーンは垂直に60°あり、より強い出力を軸より上側に持っています。より狭い水平拡散と軸より上側の強い出力の組み合わせによって、到達距離が増すにつれて高域出力が増加していきます。結果として拡散パターンは、フラットな、もしくは傾斜する客席面をカバーするのに理想的かつ最適なものです。
たくさんあるオプション金具でどんなアプリケーションに対しても驚くほど柔軟に対応できます。M8インサートポイントにはアイボルトを使用することも可能です。そして、3つの専用ブラケットが使用可能。多目的な垂直可変ブラケットはDD6の天面、底面、側面に取り付け可能で、天井に取り付けたりクランプをつけたりして使用可能です。コの字ブラケットは壁や天井にどの向きにも設置可能。ウォールブラケットを使えば、壁に金具が見えないように取り付けられます。